GSX社の研修: CCTコース受講感想

会社の研修制度を利用して表題のコースを受講したので、

備忘録として感想を書いておく。

 

1. CCT(認定サイバーセキュリティ技術者)について

GSX社が提供するEC-Council(情報セキュリティの個人スキルを認定する組織)公式トレーニングである。

詳細なコースの内容は下記リンク参照。

www.gsx.co.jp

 

サイバーセキュリティ認定資格の入門的な位置づけである。

コースの受講完了後、試験のバウチャーコード取得が可能となる。

コースの受講期間は3日間。

https://www.gsx.co.jp/services/securitylearning/eccouncil/cct/images/cct_03.png

 

2. 受講内容

端的に言って、めちゃくちゃ詰め込まれた。

パワーポイントのスライド2500ページ相当を3日間でさらっていく内容であったため、非常にボリュームが多かった。

以下は講義内容の一例である。

 

  • 脆弱性・インシデント対応のベストプラクティス
  • ネットワークのセキュリティ対策
  • クラウド/アプリケーションのセキュリティ対策
  • 暗号化技術

内容自体は基本情報技術者試験に出てくるような内容も数多かったが、

いかんせんボリュームが非常に多い。

講義を一度流しただけで理解するのは不可能だろう。

 

また、受講にあたって紙テキスト・有効期限付きの電子テキスト・iLabs環境(仮想マシンを動かす演習環境)が提供される。

 

講義で扱うのはテキストに記載されているもののみで、

iLabs環境での演習は別途各人で実施するように伝えられるのみである。

 

3. 試験について

試験の出題範囲・ボリューム感について詳細に記載することはできないのだが、

概ね下記の内容が出題範囲となるとのこと。

 

・講義で取り扱った範囲の設問4択問題

・iLabsで仮想マシンを動かして回答する問題

 

また、コース受講後試験のバウチャーコードを取得すると1年以内に受験をする必要がある。

バウチャーコードを取得する期限はないので実質無期限ではあるようだ。

*それほどまでに期間を空けて受験する意味はほぼないだろうけれど

 

私も年内には受験をしようかと思っている。

以上